意図と結果

催眠術は、催眠の状態へと導く技術だと私は思う。
流派によってメソッドも違うようだけど、語学と同じでソレを用いて何をするのか?じゃないかな〜。

「オネエチャンにかけられるやつありませんかね〜」だの
「コレで国家試験一発合格できますかね?」だの
催眠をショーとしてエンタメにしているのを観たからかもしれないけれど、
そんな甘い汁、あるわけがない。

オネエチャンにもてたいなら、男を磨けばよいし、
国家試験に一発合格したいなら、決意して努力を惜しまず日々精進ればよい。

催眠は本人が潜在意識に触れることで、理解や発見に繋がる。
セラピストの意図通りに他人を操作するためのものではない。
もし意図があるとしたら、黒衣に徹するという意図だと思う。

主役はあくまでもクライエント。
催眠の技術を使うセラピストは、その時間その空間で、クライエントが体験することが安全であるよう見守るという意図を持つ。

なんらかの事故を目撃したなど、精神的ショックが心象として深く刻まれトラウマになってしまった場合は、無意識のうちに避けたり不要の逆転で引きつけたりしてしまうので、日常生活にストレスを生みやすくなってしまう。
そんな状態を改善する意図をクライエント自身が持っていることが、結果へと繋がります。

 


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