お正月や誕生日、その他アニバーサリーな日を節目として、私たちは何か一新したい気分を盛り上げようとします。
そこには形式とかお約束の流れなどがあって、目に見える形を共有することで
「新しくなったね」
「そうだね、気持ちを新たに前に進もうね」
みたいな会話を交わしたりします。

そして新しくなった気持ちを維持したり速攻戻したりします。

行動を新しくするのは簡単ではありません。
私も仲良しさんがやって来てウチ飲み盛んだったころ、何度も同じ会話を繰り返した経験があります。
「ワインは1本までにしようよ」
「わかった、じゃあ今度からそうしよう!」
と誓った翌日、また3本の空ビンを目にする・・・・・。(やる気あるんかい!!)

ため息が出るほど何度も同じ会話を繰り返し、
私たちは1年ほどの時間をかけて1本で納めることができるようになりました。

1年という時間を要したのは、行動だけでなく意識も変えようと試みたからです。
勿論スパルタンな方法も選択できますが、性根の座らない酒飲みには優しい緩さが欠かせません(爆

毎日少しずつ、ちょっとずつ意識を変えていく。
その一方で、行動も同期させる。
何度も繰り返すことでルーティンとなっている
ワイン買う>>冷やす>>友が来る>>飲む>>そして飲む>>また飲む>>やっぱり飲む>>二人で反省する>>翌朝身体の重さに再びゲンナリして身体に謝る
この一連の行動に別のことを入れ込んでみたりして、出来上がった形に自ら水を差すわけです。

また、ルーティンとなって習慣化している意識と行動は、上書きすることもできます。

スイーツが大好きだけど、体重も気になるよねということで、クリーム系をあんこ系に差し替えるとか。
ストイックに取り組んでしまうと、いらぬ強迫観念を作り出したりストレスになったりして、まとめてたんまりクリーム系を口にする行動をとってしまうこともあるのです。

そして大事なことは、日常に少しずつ新しい行動と意識を盛り込んで行く作業です。
目的は古い形をぶっ壊してリニューアルすることですから、それに沿った行動を選択します。

私がやっているのは、小さめのダンボールなどをビリビリに破き、細かくして捨てること。
その時に、自分が何をやっているのか明確にして意識しています。
「私は、ワインを在るだけ飲みません。空ビンを見て残念な気分を味わうより、翌朝スッキリした目覚めの心地よさを選択しています」などなど、ブツブツ呪文のように呟きながら、ビリビリにします。ガンガンぶっ壊します。
アインシュタインが言っていたように、別の結果を求めるならアプローチを変えなきゃ!デス。

そうすると、犯人が自供するかのように、あれ!?今私なんて言った??みたいに、ハッとするような言葉が口から飛び出しているのに気づくときがあります。

なるほどね〜〜、と関心しながらも若干重い気分になることもあります。
ん?ワタシ、友だちと楽しむのにワインが欠かせないと思い込んでる??
ワインを振る舞うことで彼女を喜ばせようとしているのか!???
そうでないとこの友情は維持できないと思っているのか???
とか、とか・・・・。
気づきって、生々しい気づきほど苦味があるものなんです。

さあ、明日は可燃ゴミの収集日。
喜んでぶっ壊しま〜す。

 

実質的に壊してみる

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本当に欲しかったも…