デルフォイのアポロン神殿入口に刻まれている、古代ギリシャの格言。
汝自身を知れ
今、この格言が胸にずっしりと感じられる・・・。
今日、遠い記憶が蘇ったときからだろうか。
キミハヒトリナンダヨ
熊本の実家の庭。
時間が来ると、ピーという音を立てて井戸水をくみ上げるポンプが作動する。
すると、一筋の水がシューっと吹きあがって来る。
それが大好きだった。
吹きあがってくる水が放物線を描いて、瞬間的にできるトンネルをくぐったり、
落ちてくる水をうまく容器で受け止めたり、ずいぶん色んなことをして遊んだものだ。
その庭に住んでいると思いこんでいたお爺さん(福禄寿だったんだけど)が、
言っていた。
キミハヒトリナンダヨ
長年おちいっていた孤独感も既に無く、自己憐憫の技も効力を失い、
ただ、そうーなんだ、というかんじだ。
この夏は激しく暑く、何度も両脇に保冷剤を挟んで体温を下げた。
東北といえども、夏の盛りにエアコンの無い場所に泊まってはならぬという教訓も得た。
もはやどんな流れでもよいけれど、受け止めるというか観念するというか、
そういうことなんだよねぇ。
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